
我々を選択する最大のメリットは『プランナーを選べる』ことだと、私は思います。このブログを読んでみて、私のことがなんとなくイヤなら、他のプランナーを選べますし、私が良さそうと思っていただければ、私に依頼することができます。インターネットで「フリーランス ウエディングプランナー」とか検索すれば、結構たくさん出てきます。ご自身に合いそうな人に問い合わせてみてください。
あまり知られていないことかと思いますが、会場のプランナーは原則、新郎新婦さんが選ぶことができません。多くの会場では、1組成約になれば、会場の都合で会場側が選ぶプランナーを1名、1組の新郎新婦さんに選任の担当として付けます。
また、そのプランナーは打ち合わせ専門のプランナーで、最初に会場を案内してくれたプランナーではないケースが多いです。成約後にいきなり知らないプランナーが、「おめでとうございます。はじめまして」と出てきます。つまり多くの会場が、プランナーをセールス担当(会場を案内、決めてもらう)と打ち合わせ担当に役割分担させているのです。これはあくまでも会場側の都合、業務の効率化でそうしているだけです。そして、打ち合わせ担当も月に何組か担当を持っていますので、誰かに組数が偏ったりしないよう、できるだけ均等に配分する必要もあるのです。そういう事情で、あなたの打ち合わせプランナーは、たまたま○○さんになったのです。※「たぶん○○さんなら、あの新郎新婦さんに合うとは思うよ…」ぐらいの話し合いはあります。
ですから、たまにトラブルになることもあります。俗に言う、「合わない」というやつです。最初に案内してくれたプランナーさんがいい、「○○さんが良かったから、この会場に決めたのに!なんだこの知らない人は!」となる訳です。
かく言う私も、会場のプランナー時代、「ちょっと男性は…」と、新婦さんから打ち合わせ担当を断られたことが何度かあります(笑)男性のプランナーなら何度か経験しているかと思います(悲しいかな、これは性別の問題ですね、仕方ありません)
また、当時ブライダル課長の私宛に、こっそり新郎新婦さんから電話が掛かってきて、「プランナーの○○さんを変えて欲しい」と言われたことも何度かあります。特にその部下のプランナーが仕事ができないとかそういう訳ではなく、単に「自分たちと合わない」という理由です。
私の性別の問題のように、やむを得ないケースは、会場側も変更してくれます。また、本当にどうしても「合わない」ときは、会場側に変更を申し出ても良いかと思います。新郎新婦さんとプランナーは、結婚式当日までの準備期間、長いお付き合いになりますから、気持ち良く準備を進めたいのは当然です。
『プランナーを選べる』こと、この最大のメリットを活かして、今や全国各地にいるフリープランナーを探してみてください。ウエディングが本当に好きで、それを独立してまでやっている人たちですから、結婚式、披露宴にかける意気込みは人一倍強いものがあるはずです。きっと、新郎新婦さんのステキな結婚式を一緒に作り上げてくれるはずです。